肉離れの症状と本当の原因
肉離れを起こす動作は、スポーツ現場でのダッシュ、ストップ、ターンなどの動きで、急に筋肉を伸ばしたり縮ませたときに起こります。しかし、なぜスポーツ現場でよくあるこのような動作で肉離れを起こすのでしょうか?それは肉離れを起こした時、既に状態に悪い筋肉になっていたからです。
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柔軟性の欠如
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疲労の蓄積
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筋力不足
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ウォーミングアップ不足
このような状態では、肉離れを起こす確率は格段に上がります。施術によって、柔軟性の欠如、疲労の蓄積についてはしっかり改善しなくてはいけないという事です。
しかしRICE処置とリハビリではこれができないため、なかなか改善されなかったり、ひどい方であれば、1年に何度も似たような部分を繰り返し肉離れを起こされます。
他とは違う、当院での肉離れの改善方法
患部に対して
最も軽度な肉離れであれば、一時的に伸ばされすぎただけなので比較的短期の内に筋肉に柔軟性を出すように手技を取り入れていきます。ただし中程度から重度の肉離れなると、幹部の柔軟性をいきなり出すような手技であったり、ストレッチは厳禁です。肉離れしてた患部は、出血していてだんだんと瘢痕化といって塊ができます。
柔軟に動く筋肉の中にポツンと全く動かない塊ができるので、今度筋肉を伸ばそうとしたときに痛みを感じてなかなか改善していないように感じたり、この塊のすぐ近くの筋肉が再度肉離れを起こします。ですから、施術によってこの塊をなくしておくことが必要です。
一般的には手技で一生懸命この塊を施術されることが多いですが、当院ではデルタのハイボルテージを使って、今までにないヘルツと高電圧の電気を流していきます。
またマイクロカレントを使って体内の痛んでいる細胞に損傷電流を流し活性化させ、細胞レベルで改善させていきます。
肉離れを起こした部分も勿論状態は良くなかったと考えられますが、多くの肉離れの方の施術をしていますと、肉離れを起こした周囲の筋肉もバランスを崩していることが多かったのです。肉離れを改善する為には、肉離れを起こした筋肉の隅から隅まで全て柔軟にしておくことが重要です。
体全体をみて、片側に負荷がかからないようにする
肉離れは、太ももの後ろと前、ふくらはぎで発症することが多いです。また両足共に肉離れをする方は少ないでしょう。これは、体重が片方にかかっていて常に負荷がかかり続けているからです。
当院では矯正施術によって、左右のバランスを頭から腰までしっかり取っていきますので、背骨と骨盤で身体を支えられるようにします。そうすることで筋肉にかかる負荷は劇的に軽減させることができます。
運動開始時期と細かく確認
肉離れを起こした方は、運動を続け荒れる方が多いと思います。その時に、状態をしっかり把握せずに運動開始を指示してことも肉離れを繰り返す原因となります。当院では運動開始時期に近づいてきたときに、エコーで筋肉の状態を確認します。
正常な筋肉は繊維が綺麗に並んでいますが、状態が悪ければ一目瞭然です。スポーツ復帰も安心して迎えられるでしょう。